よくある質問
よくある質問と、その回答について紹介します。
なお、ここでいう「私」とは、本WEBページ運営者白楽天山保存会 理事長 福井貫二を指します。
ショートカット
Q1-1. 祇園祭の期間以外で、山鉾の展示はありますか?
ありません。
Q1-2. 女性の上がれる鉾と、上がれない鉾(長刀鉾・放下鉾)があり、鉾により対応が異なるようですが、祇園祭山鉾連合会は対応を統一しないのですか?
各々の保存会は独立しており、各山鉾の行事は、それぞれの伝統や事情により各保存会が決定し、対応しています。祇園祭山鉾連合会は各々の保存会に対して、命令することはありません。
Q1-3. 祇園祭を支える「裏方さん」を教えてください
たくさんありますが、そのうちいくつかについて紹介します。
- 斉竹(いみたけ)建て・・・7月17日の巡行で先頭の長刀鉾の稚児が、太刀で注連縄(しめなわ)を切りますが、注連縄を張るために、青葉付きの斉竹が四条麩屋町に建てられます。これは高橋町の斉竹奉賛会の方々のご奉仕によるものです。
- ボランティの活躍・・・「京都・祇園祭ボランティ21」は鉾の曳き手、山の担ぎ手のほか、巡行の進行全体にとって、もはやなくてはならない存在です。平成17年の巡行には554名、平成18年の巡行には560名、平成19年は577名もの方々のご協力を得ています。
- 消防団による観衆の誘導・整理・・・地元消防団による観衆の整理や救急車の誘導など、地域の特性を熟知しているがゆえのすみやかな対応が効果を上げています。初音(はつね)、龍池(たついけ)、明倫(めいりん)などの消防分団が出動しています。
Q1-4. 消防分団の活動について、もう少し詳しく教えてください。
消防署が警防計画を策定し、これに基づいて出動します。宵山と巡行に出動します。
中京消防署管内で出動する消防分団は竹間(ちっかん)、城巽(じょうそん)、龍池(たついけ)、初音(はつね)、柳池(りゅうち)、銅駝(どうだ)、本能(ほんのう)、明倫(めいりん)、立誠(りっせい)、朱雀第二(すじゃくだいに)朱雀第四、朱雀第六、朱雀第八、日彰(にっしょう)。
下京消防署管内で出動する消防分団は格致(かくち)、成徳(せいとく)、豊園(ほうえん)、修徳(しゅうとく)、醒泉(せいせん)、開智(かいち)、永松(ながまつ)。
Q2-1. 祇園祭山鉾連合会の正式英語名は?
FOUNDATION FOR GION FESTIVAL PRESERVATION ASSOCIATIONSになります。
Q2-2. 「山鉾」と書いたとき「やまほこ」と読むのか「やまぼこ」と読むのか、どちらですか?
「やまぼこ」と読みます。
Q2-3. 祇園祭に関する学習がしたいが、どこに行けばいいでしょうか?
祇園祭山鉾連合会に資料室があります。報道に携わる方の予備知識を得る場所に、そして学生のみなさんに是非、利用してください。
資料室の開館時間は10時から16時、
開館日は火曜日と木曜日です。
資料室へ行かれる時は(たとえ5分前でもいいから)「これから行く」と祇園祭山鉾連合会へ電話(075−223−6040)すると、連合会の事務局は助かると思います
Q2-4. 鉾は「ほこ」と読むのが正しいのか「ぼこ」と読むのが正しいのか?
各保存会ではこだわりを持っていないようです。各保存会が作った資料や旗などを見ても、両方ある場合もあります。どちらでも間違いとは言えないようです。私が正しいと考える呼び名は
名称と所在地に示しました。
Q2-5. 鉾の所在地を表示する場合、たとえば長刀鉾の場合、
四条通「烏丸東入る」が正しいのか「東洞院西入る」が正しいのか?
これも、各保存会で強いこだわりがあるようには聞いておりません。ただ、私が正しいと考える所在地表示は
名称と所在地に示しました。
Q2-6. 山鉾を表記するとき、どのような順番で並べればよいか?
これも、決まりはありません。巡行順で表示する方法もありますが、毎年使う資料だと、毎年資料を作り直さねばならないことになります。私は
名称と所在地で示した順番で並べることをおすすめします。但し、なぜこう並べたかという根拠はありません。
Q2-7. 祇園祭について、わかりやすいお奨めの書籍は?
書籍名:写真で見る祇園祭のすべて
発行:光村推古書院
定価:本体1995円
写真がきれいで、解説がわかりやすい。一部は英文解説もあり。平成18年に発行された書籍。
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書籍名:京都祇園祭手帳
発行:河原書店
定価:1200円(税込)
平成19年5月発売の本。手帳形式であるが、内容は専門的で山鉾巡行以外の行事も紹介。
ガイドブックに飽きた人にお勧め!
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Q3-1. 鉾や山の重さについて
パンフレット(発行所 社団法人京都市観光協会、財団法人祇園祭山鉾連合会 編集・製作 株式会社電通京都支店)には、8ページの「山と鉾の解説」の中で、鉾の重量を「約12トン」、山の重量を「約1.2トンから約1.6トン」と表示しています。しかし巡行する状態で計量したことはありません。そこで私は、一度計量したいと考えています。計量する条件として、輪重(ひとつの車輪にかかる重さ)を測れること、7月17日に計量器を山鉾の建っている場所に持ってこられること、電源はAC100Vしかないこと、があげられます。もし、計量できれば祇園祭史上初の快挙になります。どなたか、ぜひともご協力のほど、お願い申し上げます。
Q3-2. 鉾を建てるためには、どのような縄をどのくらい使うのですか?
平成18年7月11日に菊水鉾の関係者に聞きますと、縄の太さは公称5分と呼ばれているもので、長さは7000メートル使う、とのことです。
Q3-3. 鉾の曳き初めに参加したいのですが?
申し込みなどの手続きはありません。当日各山鉾町へ。引く綱が伸ばされたら、早くその綱を持つこと。しかし、係員の指示に従ってください。あぶないですから。
Q3-4. 鉾の曳き初めは何時から始まるのですか?
決まりはありません。おそらく「用意ができたら」で、午後2時ころからでしょうか?
Q4-1. お囃子(おはやし)はいつからか?
7月1日夕方頃(午後6時をすぎてから)から町会所二階でお囃子の練習があります。一般の方は町会所には入れませんが、道路上で聞こえます。山鉾でのお囃子は13日頃から。
Q4-2. 山鉾はいつから見ることができますか?
7月10日から建てはじめます。組み立てが完成するのは、はやくても12日のお昼ころです。
Q4-3. 7月13日はどの鉾に上がれますか?
長刀鉾、函谷鉾、鶏鉾、菊水鉾、船鉾に上れます。
Q4-4. 宵々山(よいよいやま)と呼ぶのはなぜ?
山鉾巡行の前日にあたる7月16日のことを宵山(よいやま)と呼びますが、近年7月15日のことを「宵々山(よいよいやま)」と呼ぶことが多くなってきました。この「宵々山」ということばは、私の知る限りマスコミが作った単語です。京都新聞の場合、昭和47年に初めて「宵々山」という単語が登場しました。昭和46年は「プレ宵山」という単語が使われました。私の推測では京都新聞が作った単語ではないと思います。ちなみに祇園祭山鉾連合会が作成する文書には7月15日のことを「15日の宵山」と表記しているようです。
「よいよい」という単語は中風(ちゅうぶ)などの病気の意味に使われることがあり、不快な思いをされる方もあるようです。しかし、だからといって祇園祭山鉾連合会の責任ではありません。ですから祇園祭山鉾連合会を怒らないでください。
Q4-5. 歩行者天国(四条通り・烏丸通り)はいつからか?
平成18年の場合、7月14〜16日。午後6時から11時まで。
Q4-6. 菊水鉾のお茶席について教えてください。
7月13日、14日、15日、16日菊水鉾町会所にて開催。料金は2000円。日にちにより流派が異なります。予約はできません。
Q4-7. 粽はどこで、いつから買えますか?
各山鉾町の町会所で買えます。早いところでは13日から販売しています。
Q4-8. 鉾へ上がりたいのですが、予約制ですか? 予約できますか?
予約制ではありません。予約できません。
Q4-9. 鉾へ上がりたいが、どのようにすればいいのでしょうか?
粽を購入して上がる場合、拝観券を購入する場合など、各々、保存会により異なります。現地で係員にお問い合わせください。
Q4-10. 鉾へ上がれる時間は?
朝は、おそらく「用意ができたら」で、10時ころからでしょうか? 夕刻6時ころからは囃子(はやし)が始まりますから、上がれる時間と人数は限られてきます。
Q4-11. 女性の上がれない鉾はありますか?
長刀鉾と放下鉾には女性は上がれません。
Q4-12. 屏風飾り(屏風祭)はいつからはじまりますか?
決まりはありません。各家の準備ができたら見えるようになります。7月15日頃からのところが多いようです。
Q5-1. 山鉾巡行は17日という日付で決めないで、休日や祝日に決めれば観光客が増えるのではないでしょうか
確かに観光業界に携わる方々などにそのような声があるようです。しかし、私が知る限り、祇園祭山鉾連合会では、この件について議題にすらなっていません。理由は、観光という要素のほかに『信仰』という要素があるからです。山鉾関係者は『伝統』も重視しています。
Q5-2. なぜ「平成女鉾」は山鉾巡行に参加できないの?
祇園祭は新規の山鉾を募集していません。現在の祇園祭山鉾連合会の方針は歴史上所在の確実な35基の山鉾以外の巡行は想定していません。現在巡行している山鉾は32基で、残りの休み山・休み鉾は3基です。「平成女鉾」はこの35基に含まれないので、巡行はできません。ちなみに35基の名称は
名称と所在地に表記しました。
Q5-3. 7月17日の山鉾巡行のとき、鉾を曳きたいがどうすればいいですか?
京都・祇園祭ボランティア21へお問い合わせください。
(電話075−451−5166)
Q5-4. 7月17日の山鉾巡行のとき、一般観光客は四条通りや河原町通りでは歩道上からしか山鉾巡行を見ることができません。自動車は通行しないのですから、車道を1車線くらい解放すると、より近くで見ることができると思うのですが?
祇園祭山鉾連合会の考え方は、いざというときに救急車などの緊急車がすみやかに通過できるように考えてスペースを空けています。また、地震など群衆を短時間に移動しなければならないような場合も、道路上の空間が有効ではないかと考えています。安全上を考慮したことですので、ご理解のほど、お願いします。
Q5-5. 7月17日の山鉾巡行、雨天のときはどうなるの?
制度上は午前5時30分ころ、祇園祭山鉾連合会で決定することになっています。しかし戦後、雨天を理由に巡行が中止になったことはありません。
Q5-6. 鉾が巡行する時、音頭取りの「エーンヤーラーヤー」のかけ声について何か意味があるのですか?
曳(ひ)き手が、力を合わせやすいようにできているのでしょう。
Q5-7. 7月17日の山鉾巡行の時間は?
先頭の長刀鉾は、四条烏丸で、9時から稚児が鉾に乗り、それから出発します。
めやすとして、長刀鉾の巡行時間を示します。四条河原町9時45分ころ、河原町御池10時30分ころ、御池新町11時35分ころ、新町四条12時20分ころ。
巡行の最後の南観音山の巡行時間は、四条烏丸が10時45分ころ、御池河原町が午後1時25分ころです。
Q5-8. 山鉾巡行の辻回しで車方(くるまかた・鉾をいわば操縦するひと)が水を路面にまきますが、このときに使用するバケツが、プラスチックのブルーの安物のバケツで、祭りにそぐわないと思うのですが。
ご指摘、ごもっともでございます。ただ、このあたりが、祇園祭山鉾連合会の“(経済的)余裕のなさ”の現れだと思います。祇園祭山鉾連合会は基本的に受け取った補助金は全てそのまま32の保存会に渡します。お金は通過するだけで、手元に残りません。ゆえに、山鉾巡行に伴う“細かな配慮”については、行き届いていない部分があります。
もし、各山鉾がバケツまで持ち歩こうとすると、随行品が多くなりすぎるでしょう。辻回しの必要な全ての山鉾で使用するものですから、やはり祇園祭山鉾連合会が準備する方が合理的でしょう。
もうひとつ、車方は山鉾を安全に辻回しすることだけを考えていますから、バケツの使い方も、どうしても放り投げるなど、乱暴になります。木製のものを使用した場合、はたして車方はこのような部分に配慮してくれるでしょうか? 言うだけ無駄なような気がします。
根本的には祇園祭山鉾連合会の“経済的な自立“が急がれるでしょう。
Q5-9. 鉾の屋根にいる「屋根方(やねかた)」の役目について、2005年に巡行を実況するテレビの解説者が「鉾のバランスをとっているんだ」と説明していましたが、ほんとうですか
うそです。屋根方の役目は電線などの障害物と鉾がぶつからないように、障害物を一時的に押さえることです。四条通り、河原町通り、そして御池通りでは、役目はありません。
なぜなら山鉾は10トン以上の重量があり、人の力でバランスのとれるようなものではありません。
そして、屋根方がバランスをとらなくても、山鉾は巡行できます。
現に明治30年代までは屋根方が乗らなくても巡行をしていました。
Q5-10. 御池の観覧席で販売されるチケットは指定席ですが、招待席は指定席ではありません。受付は何時からですか? 招待席で1番前で観るにはどうすればいいのでしょうか?
平成18年の場合、巡行前日に観光協会へ電話しましたところ「受付開始は朝9時ころ」。「受付時間までに現地に着いた場合、並ぶところはあるのか」と聞くと、明確な回答はなく「では先に席にすわっていたらどうなる」と聞くと「わたしが行くのではないからわからない」との答え。そこで、ある観光客の方に「朝6時に行って、先に席にすわっていたら」とアドバイス。どうなったかというと、係員は先にすわっている人には“見て見ぬふり”だったので、そのまますわっていた、とのこと。
Q5-11. 御池の観覧席で、いちばん前の席と6列ある後ろの席の値段が同じなのは納得がいかない。
わたしもそう思います。
Q5-12. 鉾の曳き手、山の担ぎ手は何人?
各保存会が祇園祭山鉾連合会へ届ける“募集人数”を元に、私の知る範囲を示します。実際の人数はこれより変化することがあります。白楽天山の場合、予定していた担ぎ手が当日、朝寝坊のためにドタキャン(無断欠席)することがありました。
| 長刀鉾 |
50 |
保昌山 |
25 |
油天神山 |
21 |
南観音山 |
40 |
| 函谷鉾 |
50 |
孟宗山 |
16 |
木賊山 |
20 |
橋弁慶山 |
17 |
| 鶏鉾 |
40 |
占出山 |
15 |
太子山 |
22 |
鯉山 |
20 |
| 菊水鉾 |
45 |
山伏山 |
16 |
白楽天山 |
18 |
浄妙山 |
25 |
| 月鉾 |
50 |
霰天神山 |
18 |
綾傘鉾 |
22 |
黒主山 |
16 |
| 放下鉾 |
50 |
郭巨山 |
22 |
蟷螂山 |
17 |
役行者山 |
22 |
| 船鉾 |
40 |
伯牙山 |
15 |
四条傘鉾 |
15 |
鈴鹿山 |
20 |
| 岩戸山 |
33 |
芦刈山 |
17 |
北観音山 |
45 |
八幡山 |
20 |
Q6-1. 7月17日の山鉾巡行のとき、車道へ出ての山鉾巡行取材をしたいがどうすればよいか?
祇園祭山鉾連合会の承認が必要です。ただ、巡行路での取材者が多くなると、後ろにいる一般観光客は山鉾が見えなくなります。ですから祇園祭山鉾連合会では新規の取材承認を出していないようです。
Q6-2. 祇園祭の山鉾の写真を印刷物に転載したいが、著作権承諾の問合わせ先はどこでしょうか?
祇園祭山鉾連合会(電話075−223−6040)が窓口になっております。